2020.06.10
Sanderson~サンダーソンで楽しむ英国スタイル~
HOBBYRA HOBBYRE × Sanderson
『サンダーソン』は、英国インテリア装飾の分野では最も長い160年以上の歴史を誇っています。
1920年代から1930年代には、英国王室からも制作依頼が舞い込むようになり、まさしくインテリア装飾業界でのリーダーになりました。
1957年、サンダーソンスタジオのデザイナーであったケニース・ヴィヴィアン・トルーマンによって、 後に『サンダーソン』を象徴するようになる自然主義的な花柄のデザインが創造されました。
そして、1960年、サンダーソンの100周年記念デザインとして「チェルシー」という花柄を発表しました。
この「チェルシー」は、爆発的な人気を呼び『サンダーソン』 を代表する柄になるとともに、 世界で最も複製された柄の一つになりました。
ホビーラホビーレでは45周年特別企画の第二弾として国内ハンドクラフトメーカーで唯一、 『サンダーソン』とライセンス契約を締結し、それらの柄を限定販売します。 象徴的なアーカイブ柄「チェルシー」を含む9柄を3色展開でご用意しました。優美なボタニカルプリントの魅力をご堪能ください。
© Sanderson
『サンダーソン』、そのストーリー
『サンダーソン』は、英国インテリア装飾の分野では最も長い160年以上の歴史を誇っています。
『サンダーソン』は、1860年にアーサー・サンダーソンによって設立されました。 多様なスタイルで洗練されたインテリア装飾を提案し、たちまち英国内で成功を収め、やがて世界的にも知られる人気ブランドになりました。
その成功要因の一つとして、当時ライバルであった壁紙の会社を次々と買収したことがあります。 中でも最も重要な案件は、言うまでもなく、モリス商会の全ての壁紙印刷を請け負っていたジェフリー商会の買収でした。 この一連の買収によって、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、クリストファー・ドレッサー、 C・F・A・ヴォイジー、A・W・N・ピュージン、ウォルター・クレインなどの、素晴らしいデザイナーの作品を獲得しました。
『サンダーソン』は、継続的に革新的な壁紙を制作、ブランディングして、その顧客へ提供し続けました。 そして、保守的、コンテンポラリー問わず、色々な壁紙のデザインを増やしていきました。 1921年には、購入したアクスブリッジの敷地にテキスタイル工場を建設し、 新事業として様々な種類のテキスタイル(生地)を制作するようになりました。 当時、大衆向けとしては初めての女性専門誌が発刊されましたが、そこへも積極的にブランド宣伝活動を行いました。 これは『サンダーソン』のマーケティング方針である、直接一般の消費者へブランドの想いを伝える、ということを反映したものでした。
1920年代から1930年代には、英国王室からも制作依頼が舞い込むようになり、まさしくインテリア装飾業界でのリーダーになりました。
戦後のあまり元気がない時代にあっても、バーナーズストリートにあったショールームで展示会を行い、 そのブランドと製品をアピールし続けました。
1957年、サンダーソンスタジオのデザイナーであったケニース・ヴィヴィアン・トルーマンによって、 後に『サンダーソン』を象徴するようになる自然主義的な花柄のデザインが創造されました。
1980年代、『サンダーソン』は、インテリア装飾市場に向けて、ブランド的な統一感があり、 より分かりやすいコレクションを提案する方向へとその戦略を修正しました。 そして、デザインスタジオを拡張し、新たにアーカイブ・ルームも構築しました。 このアーカイブ・ルームは、社内のデザインチーム、マーケティングチームだけではなく、 『サンダーソン』の世界的なライセンシーたちにとってのデザインインスピレーションの源泉です。 このアーカイブにある多様なデザインは、『サンダーソン』に革新的なアイディアを提供し続けており、 その膨大なコレクションをライセンシー、メーカー、インテリア関連のメディア、 そしてもちろん社内のデザインスタジオにいるデザイナー達が使用しています。 過去90年の間に生産されたテキスタイルと壁紙、約12000点を所蔵しています。 ただ、それらは今までに生産された全体数に10%に過ぎませんが。
20世紀後半、『サンダーソン』はファッショントレンドと共に事業の浮き沈みを経験しましたが、 21世紀に入り、会社の本社がロンドン郊外にあるデナムへと移転し、そのブランド所有権はウォーカー・グリーンバンク社へ移りました。 ウォーカー・グリーンバンク社は、サンダーソンの”妥協しない高い品質、お客様との関係を重視する姿勢だけでなく、常に未来を見据えたデザインスタイル、そして一般消費者の心を創造的な力で潤す”という哲学を支持しており、継続的にブランドへの投資を行いながら、その具現化に努めています。
Sanderson フォトイメージ
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