リバティプリントと雅姫さん　10月20日発売

雅姫さん：

1936年に誕生したリバティの典型的な花から
インスピレーションを受けたといわれる〈バードソング〉は、
可憐な花々の間を小鳥が舞う柄。

繊細ながらおおらかさも感じられるデザインを、
心ゆくまで味わえる落ち着いた４配色を考えました。

ベースカラーにはこっくりとした
ネイビーやマロン、グレー、チャコールをセレクトし、
モチーフをそれぞれになじむ渋めのトーンで色づけ。

羽ばたく鳥は花に用いた淡い色にリンクさせて、
風にそよいでいるような動きのある草花に溶け込ませています。

フェミニンな服なら洗練度を自然と上げて、
メンズライクなスタイルなら新鮮味をもたらしてくれる
〈バードソング〉のニューフェイス。

柄の向きを気にせず使え、
トライしたい作品の選択肢が広がるのも魅力です。

雅姫さん：

動物は、常々気になるモチーフのひとつ。

今回のホビーラホビーレとのスペシャルコラボでは、
ハグ オー ワーで服を作ったことがあり
親しみを感じる〈ロレンツォ〉をセレクトしました。

もとは1970年代後半に作製された
ジュラ紀の共生を思わせるカモフラージュ柄で、
のちにサファリの動物やダックスフントを足してリデザインされたもの。

そこから、森で暮らす面々を残して種類を減らし、
我が相棒の３匹をプラスしてもらいました。

ちらりとのぞく地色はネイビーのトーン違いや茶で、
木と動物はその同系色を中心に濃淡をつけながら
明るい色もアクセント使いした４タイプ。

モチーフが影絵風に描かれているところから、
〈フォレスト・シルエット〉という名に。

動物たちが木々を縫って
かくれんぼしているみたいな楽しさを添えたカモフラ柄は、
老若男女もアイテムも問わず活用できるのではないでしょうか。

雅姫さん：

数あるアーカイブデザインに目を通していた時、
蚤の市で見かける布のようなヴィンテージ感に心奪われたのが〈アライン〉です。

モノトーンで描く細かい葉を背景に、
ボリュームあるバラのブーケがぎっしりと配された1977年作の柄。

ただ、華麗な雰囲気が際立つがゆえに
使い道が結構限定されるかも、と思い、
ホビーラホビーレとハグ オー ワーのコラボレーションにより
モチーフも色彩も変更を加えました。

ブーケはやや小ぶりにし、
囲む小花と葉は間引いて抜け感が出るバランスに。

色はネイビー、ダークブラウン、ブラックを地に敷き、
葉や花は地色とのコントラストの加減を見ながら
ペールやスモーキー、ブライトトーンなどに微調整。

大人が似合う洗練された甘さが香り、
使うイメージが増して切り取りやすい〈アライン・ブーケ〉が生まれました。

モデルである一方で、東京自由が丘に着心地の良い大人のカジュアル服の店〈ハグ オー ワー〉と、
暮らしを彩る衣食住を提案する店〈クロス＆クロス〉の2店舗をプロデュースし自らデザイナーも務める。
そのライフスタイルは幅広い年代の女性の憧れであり、それらをまとめた著書は30冊以上に及ぶ。

インスタグラム　@mogurapicasso
ハグ オー ワー公式インスタグラム　@hugowar_vintagechic
ハグ オー ワー公式ホームページ　https://hugowar.jp/